品質管理職

Quality Control Position

「品質管理職」の使命は、問題のある原料を使わせず、問題のある製品を出荷させないこと。

医薬品の開発から市場への安定供給までの各段階で様々な試験を担う「品質の番人」の立ち位置で、試験法の開発や妥当性の評価においても、卓越した技術と慧眼を発揮。

信頼のおける試験結果を示すため試験法や試験者、分析機器やデータを厳しく管理することで「十全」クオリティを守り続けています。

  • 品質管理職 イメージ1
  • 品質管理職 イメージ2
  • 品質管理職 イメージ3
  • 品質管理職 イメージ4
  • 品質管理職 イメージ1
  • 品質管理職 イメージ2
  • 品質管理職 イメージ3
  • 品質管理職 イメージ4
  1. 01
    主な仕事
    内容
  2. 02
    求める人材
    と職場環境
  3. 03
    キャリア
    パス
  4. 04
    社員イン
    タビュー
01

主な仕事内容

Job Description

商用生産に関わる試験を担う「試験課」は、50人規模の大所帯。常に同品質が求められる医薬品に対し、過去のトレンドデータと比較しながら異常の有無を見極めます。

開発段階の試験を担う「開発課」では、医薬品をいち早く患者様のもとへ届けるための試験法の開発や妥当性の評価を、「管理課」では、試験用の分析機器やシステム、設備の導入と保守管理を担当しています。

また、分析の経験や知識が少ない方でも安心して活躍できるように、十全化学では多くの技術を確実に身につけるための「技術認定制度」を設けています。

まずは分析器具の取り扱いなどの基本的な技術の習得から始め、分析法に至るまで、ひとつひとつ段階的に技術を習得していくことで、しっかりと技術を身につけることができ、やがてそれが大きな財産となります。

また、個人の意向と適性を踏まえたキャリアパスも開かれており、将来的には開発業務や管理業務などへの道も用意されています。

技術認定制度フロー

試験課

市場に売り出している医薬品原薬の製造(商用生産といいます)にかかわる分析を担当しています。

安全・安心な医薬品を広く世の中にお届けするために、蓄積したデータを用いてトレンド管理をしながら、常に同じ品質を保っているかどうかを監視するのが役目です。

異常な分析結果が得られたときは、製造部や品質保証部と連携して原因を究明し、問題を解決していきます。

また、安定性試験を行うことで、医薬品それぞれの適切な保管条件や使用期限を調べたり、製法の変更や、原料のメーカー変更などが品質に与える影響を調べるのも試験課の仕事です。

経験を積みながら磨き上げた技術と観察力で、わずかな異常も見逃しません。

医薬品を受け取る患者様の方々のことを常に思いながら、ひとりひとりが品質の番人という自負を持って日々仕事に取り組んでいます。

試験課

開発課

開発課

開発課は商用医薬品を取り扱う試験課に対して、開発段階の医薬品を取り扱います。

開発の初期段階から市場に売り出す承認が間近の段階まで、あらゆる開発ステージにおける分析を担当します。

開発の初期段階では、研究開発部と協議しながら品質評価に必要な試験法の開発やその妥当性評価を行い、工場での製造が始まると、開発の初期段階で確立した試験法を用いて実際に分析を行い、より良いプロセスを構築するために、工程上の多くのデータを取得していきます。

また、医薬品の開発が順調に進み、ついに市場に売り出すこととなれば、商用生産に向けて試験課への分析技術の引き継ぎも行います。

経験を積みながら磨き上げた技術と観察力で、わずかな異常も見逃しません。

開発課の仕事は、新薬をより早く世に送り出すために重要な役割を担っています。

どんな状況にも臨機応変に対応するマルチプレイヤー集団となるべく、法規制や最新技術にアンテナを張り、未来を先読みすることを心がけています。

管理課

管理課の業務は、主に分析機器やシステム設備の管理を担うことです。

例えば、分析機器に関しては、性能を維持するための定期的なメンテナンスや校正が必要ですし、経年劣化や法規制の更新に応じて新しい機器の導入が必要になることもあります。

そして、機器の使用には故障などのトラブルが付き物です。

管理課は、定期メンテナンスの計画立て、機器業者の手配、新規導入機器の評価(分析に必要なスペックに対応しているかを確認すること)、据え付け、トラブルデータの蓄積や解析などを行い、分析機器を常に安定した性能で使用できるように努めています。

試験課と開発課が分析を適切かつスムーズに行うための環境を整える、言わば舞台の裏方のような役割を果たしています。

管理課

02

求める人材と職場環境

Personality & Work Environment

品質管理職に最適な方

品質管理職に最適な方

  • 背景や目的を理解し、考えて行動できる方
  • 少しの変化や異常をキャッチできる方
  • 問題を科学的に捉え、対応策を考えられる方
  • 失敗を次につなげられる方
  • チームのために改善を意識できる人

あると良い資格や知識

有機化学の基礎知識

分析化学の基礎知識

危険物(甲種)※取得支援あります。

分析機器の取り扱い経験※基礎から学べます。

あると良い資格や知識

勤務形態

日勤シフト制

※8:30 ~ 17:00

平均残業時間

18.1時間

※2023年実績

男女比

男性:32%

女性:68%

※2024年3月末時点

平均年齢

34.3

※2024年3月末時点

採用実績校

【高校】富山北部高等学校、富山工業高等学校、滑川高等学校、高岡工芸高等学校、魚津工業高等学校、不二越工業高等学校、中央農業高等学校、富山西高等学校、上市高等学校、富山第一高等学校、龍谷富山高等学校、高岡向陵高等学校

【高専】富山工業高等専門学校

【大学・大学院】富山大学、新潟大学、金沢工業大学、金沢大学、名古屋工業大学、富山県立大学、岐阜薬科大学、九州大学、京都大学、慶應義塾大学、東京大学、東京農工大学、日本大学、広島大学、立教大学、福井工業大学、東京工業大学、信州大学、立命館大学、明治大学、東北医科薬科大学、福井大学、茨城大学、山形大学、城西大学、北見工業大学、大阪大学、名古屋大学、早稲田大学、横浜国立大学、同志社大学、名古屋市立大学、岐阜大学、三重大学、静岡大学、弘前大学、名城大学、愛知工業大学、横浜市立大学、群馬大学、東京理科大学

  • ※全部署共通の出身校一覧
03

キャリアパス

Career Path

品質管理職のキャリアパス イメージ

横方向へ移動出来ます

04

社員インタビュー

Employee Interview

R.Hさんのインタビュー

R.Hさん

バイオ・化学部 応用バイオ学科卒 / 2020年入社

専門チームの存在とフレキシブルな働き方に満足しています。十全化学には若手にも試験法開発を任される独自性があり、成長の機会が多くあると感じています。

F.Kさんのインタビュー

F.Kさん

医学薬学教育部 薬科学科卒 / 2022年入社

分析法開発で遭遇するトラブルを乗り越え、解決し専門知識を習得する過程で、仕事の大変さと同時に、専門性を高め成長するための絶好の機会になっています。

K.Tさんのインタビュー

K.Tさん

くすり・バイオ科卒 / 2021年入社

機器のセットやメンテナンス等も行える環境が、自己成長に繋がると感じ十全化学を選びました。難しい業務にも積極的に挑戦できる社風で日々成長を実感しています。

他の職種
Other Occupation

研究開発職

研究開発職

製造・分析法開発、スケールアップ検討、改良製法の技術移管、承認申請に向けた開発業務といったCMC開発を一貫して実施しています。

製造系総合職

製造系総合職

製造部の役割は、委託されたお客様へ、その先にいる患者さんへ、お届けするため高い品質の医薬品原薬を製造することです。

あなたの

挑戦

がつむぐ、

シンカ

未来

Your challenge hangs,

“Shinka“ and the future.

エントリー

応 募

外部サイト
(当社の採用管理システム)へ
遷移します。